Qumo-Pはユニファイドコミュニケーションズが開発販売しているオンプレミス用IP-PBXおよびコールセンターソリューションのUC Server-Pをクラウドサービスとして提供したものです。
各電話会社の回線とはUC Server-Pの回線接続部分を切り出したvBOXやSIPBOXといった製品を用い、核となる交換機能、CTI機能、コールセンター機能をクラウド側に配備。
これにより従来よりご利用の0AB-J番号を変更することなく、クラウド型のIP-PBXやコールセンターシステムとすることができます。
Qumo-Pという名称ですが、UC Server-Pのクラウド版ということで雲のUC Server-Pから「くもぴー」となり、Qumo-Pというローマ字を当てました。
お読みになるときは「くもぴー」と発音してください!
特徴
Qumo-PはUC Server-Pのクラウド版なので、全く同じ機能が使えます。
利用可能な電話回線
まず、数多くの通信事業者の電話回線との接続認証を取得しており、ほとんどの場合、従来よりご利用の電話番号をそのままで使えます。
選べる卓上電話機
複数の電話機をサポートしております。ご利用目的にあわせ、最適な機種をお選びいただけます。(別途、電話機購入が費用必要です。)
ソフトウェアIPフォンも利用可能
オフィス向けにはCounterpath社のBriaが使えます。(別途利用料金が必要です。)
スマートホン、タブレット、PCで利用でき、シームレスなデバイス転送が可能。オプションでチャット、プレゼンス、スクリーンシェアといった機能が使えます。
日本の商習慣にベストマッチ
オフィス向けの場合、ダイヤルインだけでなく、部門番号への一斉着信やパーク保留といった日本のビジネスシーンにマッチした機能を搭載。業務スタイルを変える必要はありません。
豊富な実績のTelephony X
コールセンター向けではCTIミドルウェアに実績の豊富なユニファイドコミュニケーションズのTelephony Xをそのまま利用。APIも提供されるので、カスタマイズも可能です。また、Telephony X Desktop Phoneは着信ポップアップ、クリックコールなど、コールセンター業務に必要な機能を搭載。
CRM連携(オプション)
コールセンター向けにはTelephony XのCRM用Adapaterをオプション提供。
Aptean社ONYXやテクマトリックス社FastHelp4との連携が可能です。
2つのタイプ、Qumo-P オフィスとQumo-P コールセンター
Qumo-P オフィス
IP-PBX機能を実装し、小規模から大規模までのエンタープライズ仕様
機能一覧
【外線発信】外線発信、短縮ダイヤル発信、リダイヤル発信、発信履歴表示、着信履歴表示
【外線着信】マルチライン、ダイヤルイン、外線一斉着信、外線順次着信、外線着信鳴り分け、発信者番号表示、定時アナウンス
【外線保留・転送】取り次ぎ転送、自己保留、パーク保留、保留メロディ、不在転送・解除、話中転送・解除、DTMF送出
【内線発信】内線発信、短縮ダイヤル発信、リダイヤル発信、発信履歴表示、着信履歴表示
【内線着信】内線個別着信、内線自グループピックアップ、内線他グループピックアップ、内線順次着信、内線グループ一斉着信、内線番号表示、内線着信鳴り分け
【内線保留・転送】取り次ぎ転送、自己保留、パーク保留、保留メロディ、不在転送・解除、話中転送・解除、DTMF送出
Qumo-P コールセンター
IP-PBX機能にCTI機能、コールセンター機能を追加し、2,000席まで対応可能。
機能一覧
【ACD機能】ACDグループ設定、ロンゲストアイドル、着信優先度設定、最大待ち呼数
【アナウンス設定】お待たせアナウンス、夜間アナウンス、待ち呼混雑時アナウンス
【エージェント機能】ログイン・ログアウト、後処理設定、状態表示
【CTI機能※】着信ポップアップ、プレビューダイヤリング、コンタクト履歴
※CTI機能はGUI付CTIクライアントTelephony X Desktop Phone、およびAPIでのご提供となります。
【レポート機能】ヒストリカルレポート、リアルタイムレポート